外部被ばくと内部被ばくの違い

外部被ばくと内部被ばくの違い

外部被ばくと内部被ばくの違い

被ばくには外部被ばくと内部被ばくの2つの種類があります。

外部被ばくとは体の外から放射線を浴びて受ける被ばくのことです。レントゲンやCTスキャンなど医療用の放射線で検査を受けるときも軽い外部被ばくをしています。

内部被ばくは食事や呼吸を通じて体の中に取り込んでしまった放射性物質から放射線の影響を受けることが内部被ばくといいます。

被ばくした放射線量が同じであれば外部被ばくも内部被ばくも影響は同じだと考えられているようです。

 

それぞれの影響の度合いは次のように計算できます。

外部被ばく : 大気中の放射線量(μSv / 時間)×その場所にいた時間
内部被ばく : 食料・飲料の中の放射性物質の量(Bq / kg) × 飲食した量

ただし内部被ばくの人体への影響を計算するのはベクレルからシーベルトに換算しないといけません。そのための計算方法は下記のようになります。

放射性物質が検出された食物を1日に食べる量 × 365日(年換算) × 実行線量係数(放射性物質よって異なる) × 放射性物質の濃度 × 減少補正(調理による減少などを加味)

わかりにくいので実際にニュースになった事例をもとに計算してみます。

■計算の条件 ・放射性セシウム134が1,000Bq/kg、放射性セシウム137が1,100Bq/kg検出た牛肉。
・この牛肉を使ったハンバーグ300gを毎日食べる。
・セシウム134とセシウム137が150gずつだったとして、減少補正はないものとする。

放射性セシウム134の影響を計算
150g × 365日 × 1.9×10-8 × 1,000Bq / kg ×1 = 1.04mSv(ミリシーベルト)

放射性セシウム137の影響を計算
150g × 365日 × 1.3×10-8 × 1,100Bq / kg ×1 = 0.78mSv(ミリシーベルト)

放射性セシウム134と137の合計した1.82mSvが内部被ばくによる人体への影響度合になります。